肌に良い栄養素
わたしたちの身体は、良くも悪くも、わたしが食べたものでできています。肌トラブルの原因はさまざまです。なかには原因不明のものも多いかと思います。わたしができることのひとつとして、トラブルに対して強い肌を作ることをめざしてみてはどうでしょう。身体の内側から、つまりわたしが食べる食物のなかで、肌を強くする栄養を多く含むものを積極的にとるのです。微量でも強力な働きをするビタミン。なかでも皮膚や粘膜の強化し、肌トラブルやしわに役立つといわれているのは、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンA、およびビタミンKです。
●ビタミンB2・・・皮膚や爪、髪を健康に保つ働きがあります。成長促進、動脈硬化、老化、がんの誘因となる過酸化脂質の生成を抑制する作用をもつすぐれものです。
欠乏すると、広角炎、舌炎、口唇炎、および脂漏性皮膚炎の原因になります。
ビタミンB2を多く含む食品は、うなぎ、強化米、焼き海苔、レバー、など。
さっそく今夜は、ニラレバ炒めなどいかがでしょう?
●ビタミンB6・・・たんぱく質の代謝に関与するビタミンです。皮膚、髪、歯をつくるのに不可欠です。成長促進、脂質代謝、ヘモグロビンの合成にも関与します。
●ビタミンC・・・細胞結合組織・コラーゲンの合成を支持します。血管、皮膚、粘膜、骨の強化に役立ちます。
●ビタミンA・・・がん予防で有名ですよね。皮膚、粘膜の機能維持効果があります。
●ビタミンK・・・必要量の1/2は腸内細菌が合成します。
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もともと乾燥肌ではないのですが、年々乾燥が酷くなり、塩でマッサージしたり色々なクリームを塗りたくっていました。 でも、これを使うようになって数ヶ月、今年の冬は痒くなりません! 顔も前まではカサカサしてクリームなしでは居られなかったのに、 ...(続きを読む)
発疹の種類
肌トラブルとは、皮膚に何らかの変化が生じた状態と定義できます。多くは目に見える変化で、発疹(ほっしん)あるいは皮疹(ひしん)と呼ばれます。この発疹が身体のどの部分に、どのように分布しているか、その配列や形およびかゆみの有無などの症状から、病気が診断されます。
発疹にはさまざまな種類があります:
●斑(はん)・・・皮膚面よりも盛り上がらないもので、色調の変化が中心となる皮膚の状態です。赤くなるもの、青くなるもの、白くなるものなどがあります。紫になるものを紫斑(しはん)と呼びます。
●丘疹(きゅうしん)・・・皮膚面よりもほぼ半球状に盛り上がっています。直径1センチメートル程度までのもの。
●結節(けっせつ)、腫瘍(しゅよう)、腫瘤(しゅりゅう)・・・丘疹の大きなものと考えていいでしょう。直径1センチメートル以上のものです。
●局面(きょくめん)・・・皮膚面よりもほぼ平らに盛り上がって皮膚病変。
●水泡(すいほう)・・・皮膚のなかに液体がたまった状態です。
●膿胞(のうほう)・・・黄色のにごった物質、いわゆる膿(うみ)がたまった状態です。
●びらん・・・皮膚の一部あるいはすべてが失われ、赤くただれた状態です。
●潰瘍(かいよう)・・・皮膚の欠損が真皮まで達した状態で跡が残ります。
●鱗屑(りんせつ)・・・角質が白くふけのようになって目に見えます。
●か皮(かひ)・・・血液成分が皮膚の表面に固着したもので、一般にいう「かさぶた」です。
●亀裂(きれつ)・・・皮膚が切れて、割れ目ができた状態です。
THE・乾燥肌
夫がものすごい乾燥肌で・・・私以上に使ってます。 夫に塗るのは私の役目。 広い背中にドンドンドンドン吸い込まれていきます・・・ そして今日、夫の顔が乾燥でパリッパリになっていることに気がついてしまいました・・・・ ...(続きを読む)
湿疹
湿疹(しっしん)は、皮膚炎(ひふえん)とあまり区別なく用いられる名称です。いずれもはっきりとした原因が不明の皮膚の炎症という程度で使われています。おもに外的な刺激に対して皮膚が反応して炎症を起こしたもので、かゆみがあります。身体の各部分に、ある広がりをもって生じる肌トラブルの総称です。
大部分は原因となった外的刺激がなくなると自然に軽くなって治ります。伝染はしません。
症状は、刺激に反応した皮膚が変化を起こすと、皮膚が赤くなった状態「赤斑(こうはん)」や、小さなぶつぶつができた状態「丘疹(きゅうしん)」、および水がたまったり膿がたまる、小水疱、のう胞などが、ある広がりをもって生じます。かさぶたがあらわれ、やがてかさぶた取れると軽い色素沈着を残して治ります。
ひきつづき刺激が起こると、トラブルを起こした肌は、しだいに厚くなりごわごわとしてきます。これを「苔癬化(たいせんか)」と呼びます。
病変部の皮膚にはかゆみがあり、ひっかいたりすると悪化しますが、病変部の浸出液がほかの場所に触れて伝染するということはありません。
治療は、患部の状態によって軟膏を塗ったり、ガーゼに軟膏をのばして貼るという方法がとられます。またクリームを塗ることもします。一般には、湿潤面にはクリームを使用しないのが原則です。
使用される薬剤は副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)の外用薬がもっとも多いですが、長期使用によって副作用を起こすことがあるため、皮膚科医による診察と指示を受けることが重要です。
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発疹があるときの生活上の注意
肌に何らかのトラブルがあるとき、特に肌トラブルのなかでもっとも多い、発疹がある場合には、どのようなことに注意して生活したらいいのでしょうか。●入浴
肌のトラブル、つまり、皮膚に何らかの病的な異常がみられる、という場合、肌の生活を保つために、基本的に入浴時には石けんを用いますが、タオルなどで強くこすったりして刺激を与えないようにします。入浴後に、外用薬を塗布する場合にも、あまり強くすりこまないようにしたほうがかえって効果的です。
湿潤している面がある場合は、基本的にはクリーム薬を使用しないのが原則です。また、二次感染を防ぐために基本的には発疹が乾燥するまで入浴はひかえたほうがいいでしょう。
入浴する場合でも、40℃前後のぬるめの湯にします。
●かゆみ
発疹がある場合、かゆみを伴うことが多いですが、ひっかいたりすると炎症をさらに悪化させることがあります。ひっかかないように包帯で巻いたり、ガーゼをあてたりする工夫が必要です。小さなお子さんについては、周囲の大人の方が配慮をしてあげてください。
●刺激を避ける
皮膚が湿疹を起こしている場合、その多くは接触刺激によるものであることから、湿疹発生を予防し、悪化を防ぐために、直接皮膚に外的な刺激をおよぼすもの、たとえば衣類やはきもの、装身具、などには、注意が必要です。下着は清潔なものを身につけるようにします。また、患部を直接、寒さや風、太陽光線に当てることも刺激になりますので注意します。
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かぶれ
接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)、すなわち「かぶれ」とは、外からのいろいろな物質が皮膚に作用して、その物質に対して皮膚が敏感に反応するようになると、次にその同じ物質が皮膚に接触して作用したときに、アレルギー反応を起こし、その部分に湿疹が出て、肌にトラブルが生じた状態をいいます。この原因となる外的な物質を「接触抗原(せっしょくこうげん)」と呼びます。接触抗原には、皮膚に触れるものなら何でもその可能性があります。化粧品、衣類、医薬品、金属、動物や植物、工業製品、生活上のものすべてです。
接触性皮膚炎(かぶれ)が起きやすい部位と、その原因(アレルギーのもとである接触原)
●頭皮〜おでこ・・・毛髪用化粧品、パーマネント液、毛染料、帽子の内側の革
●耳・・・イヤリングやピアスの素材(金属、プラスチック)、めがねのつる、化粧品、香水
●顔・・・化粧品、外用薬、花粉などの植物
●首・・・衣料品、ネックレスなどの装身具、香水
●わき〜胸・・・衣料品、デオラント、ブラジャーのゴムや留め金
●身体全体・・・衣料品、洗濯用合成洗剤、入浴剤、化粧品やクリームなど、外用薬、衣服のファスナー
●陰部・・・生理用品、避妊用品、衣類
●足・・・靴、靴下、外用薬
●手・・・手に触れるものすべて
診断と治療
疑わしい接触原を調べるために皮膚貼付試験(パッチテスト)を行います。治療は、一般に副腎皮質ホルモン薬の外用と抗ヒスタミン薬の内服を行います。
肌荒れの原因と対策 とは何か
受ける、どのような状態であれば受けなくていいとの判断は中々難しいと思いますので以下に症状別に原因と対策 ... また確かに空気の乾燥が肌荒れを起こしやすくはしていますが空気が乾燥していているからとみんながみんな「乾燥肌」や「肌荒れ」になるか ...(続きを読む)
パッチテスト
外からのいろいろな物質が皮膚に作用して、その物質に対して皮膚が敏感に反応するようになると、次にその同じ物質が皮膚に接触して作用したときに、アレルギー反応を起こし、その部分に湿疹が出て、肌にトラブルが生じます。これを、「接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)」(「かぶれ」)といいます。そして、原因となる外的な物質を「接触抗原(せっしょくこうげん)」と呼びます。接触抗原には、化粧品、衣類、医薬品、金属、動物や植物、工業製品など、生活上のものすべて、皮膚に触れるものなら何でも、その可能性があります。したがって接触性皮膚炎の診断は、症状が出た時点での注意深い問診と、発疹が生じた部位の観察、およびパッチテストという検査によって接触原を突き止めることで行われます。
パッチテストというのは、原因と考えられる物質を小さなディスクを用いて背中の皮膚に貼り、48時間後にはがし紅斑(皮膚が赤くなること)や小丘疹(小さなぶつぶつができる状態)などの湿疹反応があるかどうかをみて判定するものです。確認のために72時間後にも判定します。
反応の強さは、「反応なし」、「かすかな紅斑」、「紅斑」、「紅斑浮腫」、および「浮腫、紅斑、水泡、丘疹」の順に判定されます。
こうして陽性物質を突き止められた場合、その物質による接触性皮膚炎であると判断されます。この接触原の解明がどうして重要かというと、一度ある物質に敏感になると、次にその物質が肌に接触するたびに接触性皮膚炎を起こし、肌トラブルの悪循環を引き起こすからです。接触原が明らかになったら、それを避けることが大切です。
毛穴ケア 小鼻 黒ずみ
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蕁麻疹
蕁麻疹(じんましん)というのは、かゆみを伴った局部的な皮膚の浮腫(むくみ)と紅斑のことをいいます。短時間で、しかも跡を残さずに消えるのが特徴ですが、繰り返し起こることが多く、アレルギー性、非アレルギー性のいずれの原因も考えられます。急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹にわかれます。反復を繰り返す期間が1ヶ月以上にわたるものを慢性蕁麻疹、数日間以内におさまっていくものを急性蕁麻疹としています。
蕁麻疹はアレルギー性と非アレルギー性のものがあり、アレルギー性というのは、蕁麻疹の引き金となる物質が食物や薬剤として体内に取り込まれて抗原抗体反応を起こす結果、皮膚に存在する細胞に刺激をあたえて反応を起こすことで刺激やかゆみが生じるものです。
一方、非アレルギー性は、圧迫や摩擦、寒冷などの刺激が直接皮膚の細胞に作用し、同様の反応を起こして蕁麻疹が生じると考えられます。その原因は、食物、薬剤、光線、接触、寒冷、温熱、機械的刺激(人工蕁麻疹)などがあります。その他、心因性のものや、ストレスによって神経末端部からアセチルコリンが分泌されて生じるコリン性因蕁麻疹などがあります。
蕁麻疹の場合、突然、境界がはっきりとした地図状や類円形の、皮膚よりもわずかに盛り上がった赤い腫れが生じます。一般に強いかゆみを伴いますが、ひっかいたりするとますます肌トラブルを悪化させます。しばらくすると最初の箇所の症状は落ち着きますが、また別の場所に同じような腫れが生じます。
脱毛症
シャンプーを毎日し過ぎると頭皮の潤い分として本来あるべき水分や油分まで取り除いてしまい、乾燥肌の人は特に頭皮まで乾燥してカサカサになり、フケやかゆみ、脱毛の元になります。 また、なるべく自分だけの判断では無く美容室や理容室で様々な種類の ...(続きを読む)
蕁麻疹の治療
かゆみを伴った局部的な皮膚の浮腫(むくみ)と紅斑が生じ、短時間で、しかも跡を残さずに消えるのが特徴の肌トラブルが生じた場合、蕁麻疹(じんましん)の疑いがあります。蕁麻疹は、繰り返し起こることが多く、アレルギー性、非アレルギー性のいずれの原因も考えられます。蕁麻疹と判断された場合の治療法は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が一般的です。通常、外用薬は用いません。なぜなら塗り薬をすり込もうとすると、それ自体がかえって皮膚に機械的な刺激を与え、わずかに盛り上がった赤い腫れ(膨疹)を消えにくくさせてしまうからです。
また、蕁麻疹が1ヶ月以上にわたって出たり消えたりを繰り返す場合(慢性蕁麻疹)、一定期間、薬の内服を続けたあと、徐々に薬を減らしていく治療がとられます。
蕁麻疹の場合の生活上の注意点
薬剤や食物、光線、接触など、原因や誘因が明らかな場合は、それを避けるように生活を工夫することも重要な予防策となります。
蕁麻疹が繰り返される場合は皮膚をひっかいたり、摩擦などの機械的刺激や飲酒といった皮膚の血管を拡張させることは避けるようにします。長風呂もお勧めできません。食べ物では、刺激の強い香辛料を避け、消化のよいものを食べるようにしましょう。
蕁麻疹が生じやすい皮膚の場合、ひっかくとすぐにみみず腫れの膨疹が生じます。これを人工蕁麻疹といいます。
ストレスや不規則な生活も蕁麻疹を助長します。睡眠を充分にとって規則正しい生活を送るようにしましょう。
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乾燥型のものは、指の腹面の角質が強く傷ついているのが特徴です。指紋が消失したり、亀裂を起こし、皮膚が硬化するなどの変化が見られます。かゆみよりも刺激感が強いようです。
一方、湿潤型では、表面が湿ったぶつぶつが指やてのひら、手の甲にもみられる刺激性皮膚炎のひとつです。かゆみがあり、かくと悪化します。両手に広がることもあります。
原因は外的な刺激によるものであることは確かなようで、女性、特に水仕事を始めた若い女性に多く見られます。水仕事で洗剤を用い、手の脂肪分が洗い流されたり、水仕事で角質層が軟化し、そこに洗剤の界面活性剤や、食品、調味料、ゴムあるいは金属といった、外的な刺激が皮膚に侵入しやすくなることが原因と考えられます。
未婚の女性でも、仕事で手に刺激を受けるようになり、症状があらわれはじめることがあります。
体質的には、皮脂の分泌が少ない人や、アトピー性アレルギーなど、ほかの肌トラブルをもともともっていた人にしばしばみられます。
また、利き手ではなくても、指輪などをしているとそこに洗剤や刺激物が付着しやすくなり、そのまわりに湿疹が出やすくなります。
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【肌タイプ】 ■乾燥肌乾燥肌は、肌の水分量が不足して、肌が乾燥している状態を指します。よく言われる乾燥肌の主な特徴としましては、洗顔後肌のつぱったりを感じたり、口周辺などに白い粉がふくということが挙げられるでしょう。 ...(続きを読む)
主婦湿疹の治療と対策
20代頃から始まり、主に女性の利き手の指を中心にみられる肌のトラブルを、「主婦湿疹」あるいは、「進行性指掌角皮症(しんこうせいしょうかくひしょう)」と呼びます。過度の水仕事や外的刺激などによって、利き手の指の背面、側面に湿疹が生じます。肌トラブルを起こしているのが、手指に限られ、特に利き手側に湿疹が出やすいこと、水仕事によって、また冬になると悪化することが、特徴であり、診断の目安とされます。パッチテストで何らかの接触原が特定された場合は、接触性皮膚炎と診断されます。
治療
乾燥型と湿潤型にわけられ、乾燥型の場合は、5パーセントサリチル酸ワセリン、尿素軟膏、ハンドクリームが用いられます。
炎症症状がみられる湿潤型や症状の強い場合は、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)を外用します。亀裂がみられる場合は、テープ剤で副腎皮質ホルモン薬を含んだものを貼る方法がとられることもあります。
主婦の方々にとって水仕事は避けられないものです。しかし一般に水仕事などの外的刺激は、症状を悪化させ、皮膚の乾燥する冬になると亀裂が生じて家事ができなくなってしまいます。洗剤の使用濃度に注意し、ゴム手袋を使用するようにします。調理後にはしっかりと手を洗い、ハンドクリームをつけることを習慣化します。
薬剤をつける場合も、すりこんで刺激を与えることのないようにします。トラブルが起きている部分だけにつけるようにします。また、水仕事以外でも裁縫などは布地が刺激となって肌トラブルの原因となることがあるので注意します。
鼻
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